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zoom RSS わたしが野火だ

<<   作成日時 : 2007/11/24 10:27   >>

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季語の中で、
燃えている火がある。
夏に、菜種の殻を焼く炎。
菜穀火(ながらび)という。

花畑いちめんだった彩りは、
ひとに糧を残したあと、
暮れてゆく野辺の、
鮮かな炎になった。
朱く照らされる 農夫の横顔と
踊るよう揺らめく影が見える。

夜のともしびは
人の暮らしの炬火(たてあかし)。

冬、年の瀬の繁華街、
裸木の街路樹に群れる光。
縞模様に残された商社の窓明り。
デパートの壁に踊るレーザー。
白い虹を架ける公会堂の庭園。
多すぎる〃あかり〃は、
何を知らせているのだろう。

寒さに笑いながら、
歪(いびつ)に輝く街並。
光彩に照らし出される人々が、
その顔が眩くて見えない。


種を採った菜花の茎は、
干されて箒になったという。
水無月、田に水を引くころ、
この菜種殻の箒をもって、
子どもたちは〈蛍追い〉に出かける。
その歌声に、
ともり ふるえて ながれる
いのちの あかりが、
夜空一面に、
見えたという。

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